BtoB企業向けのtwitter戦略と活用法

BtoB企業がTwitterを活用するメリット

認知度の向上と顕在顧客の獲得

拡散力の高いTwitterを上手に活用することで、企業の認知度を高められます。
プライベートでTwitterを利用する人が大半ですが、その中には企業に務める従業員や経営者も含まれているので、BtoB企業の宣伝にも役立つツールと言えます。

また、悩みを抱えているTwitter利用者は、ハッシュタグから解決策を探すこともあります。
そのため、ハッシュタグ機能を利用すれば効果的に顕在顧客を獲得できるでしょう。

ブランディングや競合他社との差別化

プロダクトやサービスにもとづいた情報を発信し続けることで、自社のブランディングが確立していきます。また、競合他社と類似したプロダクトやサービスを提供していても、アカウントのコンセプトや発信の切り口を変えることで容易に差別化できます。

アンケート機能やコメント機能で、市場調査ができる

Twitterの機能を利用すれば、ニーズ調査と世論調査を無料で行えます。

例えば「~に当てはまる人は、選択肢の中から興味のあるもの選んでください」とアンケートを募集すれば、ターゲット層の求めている情報を収集できます。投稿に寄せられたコメントからも、ニーズを汲み取れるでしょう。

「プロダクトやサービスの利用状況」のようなアンケートを実施すれば、世論調査も行えます。

低コストで運用できる

ブランディングや市場調査、顕在顧客の獲得などを自社のTwitterで運用すれば費用はかかりません。
投稿は140文字以内の文章なので、1投稿にかかる時間的コストも抑えられます。

リードジェネレーションの促進

Twitterでは、自社の製品やサービスに関する情報を発信することで、ターゲットユーザーの興味を引きつけることができます。また、自社の製品やサービスに関心を持っているユーザーをフォローし、直接コンタクトを取ることもできます。これにより、リードジェネレーションを促進することができます。

カスタマーサポートの強化

Twitterを活用することで、カスタマーサポートの強化を行うことができます。例えば、製品やサービスに関する問い合わせに対して迅速かつ適切な対応を行うことができます。また、Twitter上で問題が発生した場合には、即座に対処することができます。

どんな投稿が効果的か

バズを起こすなら、こんな手法がある

バズを起こすには、以下の投稿が効果的です。

  • リツイートしたくなる投稿
  • インフルエンサーにリツイートされる投稿
  • 目に留まる投稿

投稿を拡散されるには多数のリツートが必要ですが、製品やサービスを宣伝するだけでは拡散されるのは難しいでしょう。第三者がリツイートしたくなる投稿には「役立つ情報」や「共感する情報」の要素を含むことが大切です。

また、インフルエンサーにリツイートされれば、さらに拡散力は上がります。インフルエンサーの投稿にコメントしたり、引用リツイートをすることで自分の投稿も拡散してもらいましょう。そもそも利用者の目に止まらなければ、有益な情報であってもバズは起こりません。「改行を挟んだ縦長の投稿」や「画像や動画などの目立つ投稿」「箇条書きの読みやすい投稿」を上手に利用しましょう。

フォロワーを増やすなら、こんな手法がある

フォロワーを増やすためには、以下の投稿が効果的です。

  • ハッシュタグを付けた投稿
  • 自社アカウントを紹介する投稿
  • 定期的に更新する

情報を求めてTwitterを利用する人は、ハッシュタグから検索をする人が多い傾向にあります。
ハッシュタグで見つけた投稿が気に入れば、フォローしてくれる可能性があるので積極的にハッシュタグを付けましょう。しかし、有益な情報を発信するだけでは満足してフォローに至らない可能性もあります。投稿の中に、アカウントを紹介する文言を織り交ぜるのがよいかと思います。

また、投稿を見てアカウントに興味が出れば、プロフィールから過去の投稿も見てくれる可能性が上がります。そのため、日頃から情報を発信しておくことが大切です。ただし、1日の投稿数が多ければ良いというわけでもありません。発信内容にもよりますが、1日2~3通の投稿がフォロワーに好まれる傾向にあるようです。

BtoB企業におけるTwitter運用のポイント

ターゲットや投稿内容の方向性を明確にする

万人に受ける凡庸なアカウントよりも一部の人に刺さるアカウントの方が、拡散もされて集客に有利です。
発信内容がぶれないためにも、アカウントの方向性を明確にしましょう。

投稿内容やアカウントの方向性を決めるためには、ターゲットを考えることから始めましょう。自社のプロダクトやサービスを宣伝したいターゲットの、以下のような情報を書き出していきます。

  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 悩み
  • 休日の過ごし方 など

ターゲット層のイメージができれば、求めているアカウントが見えてきます。

オリジナルコンテンツを提供する

Twitterで成功するためには、オリジナルコンテンツを提供することが重要です。自社の製品やサービスに関する情報や、業界トピックスに関するニュース、自社のイベントの告知など、興味を持ってもらえる情報を提供することが必要です。

定期的に効果測定し、PDCAを回していく。具体的にどうやってPDCAを回していくか

毎日ひたすら投稿をするだけではなく、PDCAを回しながらTwitterを運用するのが大切です。具体的には以下の手順を繰り返すことで、拡散力のあるTwitterを作成できます。

  1. 自社のアカウントを分析
  2. 競合他社のアカウントを分析
  3. 自社と競合他社のアカウントの違いを考察して試す

投稿の閲覧数やリアクション、プロフィールへのアクセス数をTwitterアナリティクスから分析して、自社アカウントの改善点を探します。

続いて、競合他社と自社のアカウントを見比べて、競合他社が集客できている理由を考察します。競合他社を5つほどピックアップすることで、集客ができているアカウントの共通点が見えてきます。複数のアカウントを参考にすることで、二番煎じではないアカウントに仕上がるでしょう。

長期的な視点を持ち、焦らず運用する

Twitterに限らず、SNSで結果を出すには時間がかかります。
試行錯誤の繰り返しでフォロワーは増えるので、焦らずに運用しましょう。

「公式アカウントを運用する」「個人がSNSアカウントを運用する」どう使い分ける?

公式アカウントで発信する情報は、個人のアカウントで発信する情報に比べて信用度が高いと言えます。しかし、企業の看板を背負っているので、正しくない情報や一部の人を不快にする発信は企業のイメージダウンに繋がります。そのため、賛否両論を生む可能性がある発信は、個人アカウントで行うのがおすすめです。

炎上を避けてTwitter運用をしたい人は、当たり障りのない発言を公式アカウントで発信して、挑戦を含んだ投稿は個人アカウントで行うのがおすすめです。

フォロワー数が増えてきた個人アカウントで公式アカウントの宣伝をすれば、企業のイメージダウンを避けながら、フォロワーを増やせるかと思います。

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