予算の少ない飲食店の為のWebマーケティング手法

この記事では「集客したいと思っているが、予算が少なく、なかなかプロモーションができない」という飲食店の為のWebマーケティング手法を紹介します。流れとしては

  1. Googleマイビジネスに登録して、MEO対策を行う。
  2. Instagramでアカウントを開設。
  3. 1と2をひたすら強化する。
  4. 費用を抑えてホームページを作る。

になります。それぞれ詳しくみていきましょう。

Googleマイビジネスに登録して、MEO対策をする

例えば「板橋 パン屋」と検索するとその地域のいくつかのパン屋さんがGoogleの検索結果の上位に表示されます。MEO対策とは、このように地図検索エンジンで上位表示を目指す対策のことです。上位に自分のお店が表示されたら、その分ユーザーに見つけもらいやすくなり集客に繋がります。

MEO対策をするには、Googleマイビジネスの登録が必須なので、まずは登録から行いましょう。Googleマイビジネスの登録と利用は無料です

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飲食店がMEO対策をした方が良い理由

いくつかのグルメサイトは掲載料が有料、Googleマイビジネスはタダ

いくつかのグルメサイトは掲載するのに費用がかかり、その費用はプラン毎に異なりますが、大体、月額1〜10万円ほどです。某グルメサイトは、無料で(勝手に店主の断りなく)、お店の情報を掲載しているところもありますが、無料で掲載してくれることを喜ぶお店もあれば、営業時間など誤った情報が記載されていて、それがクレームに繋がってしまい迷惑しているお店もあります。(私の祖父母はパン屋を運営しているのですが、この経験があります、、)

Googleマイビジネスの登録と利用は無料なので、自社でGoogleマイビジネスを活用する場合は、お金をかけず集客することができます。さらに自社でGoogleマイビジネスを管理する場合、もし営業時間や営業日が間違っていても修正が簡単にでき、Web上にすぐ反映されることも利点の一つです。

某グルメサイトの場合、お店の評価が不正に行われる可能性アリ

私の祖父母のパン屋の話ですが、営業中に某グルメサイトから「あなたのお店の評価(星の数)をいくらいくらで購入しませんか」と電話がかかってきたことがありました。お店の評価(星の数)は純粋なユーザーからの評価で決まると思っていたので、驚いた経験があります。

祖父母のパン屋は、Googleマイビジネスに登録していますが、今のところ、Google社から「お店の評価を買いませんか?」というような提案や営業電話は来ていません。(その点、信頼できるかと思います)

来店率の高いお客さんにアプローチできる

例えば「板橋 パン屋」と検索のキーワードに入れるユーザーは「場所は板橋で、パンを購入することは決まっている。問題はどこのパン屋で購入しようかな?」という考えているユーザーです。そのようなユーザーに対して、自社情報が検索上位に表示されると来店率はもちろん高くなります。

具体的なMEO施策

口コミを確認する癖を付ける

お客さんから口コミが届くとGoogleマイビジネスに登録しているメールアドレスから通知が来るので必ず確認しましょう。まれに口コミから、営業時間や営業日についてなど質問が来ることがあります。その際は質問の回答も忘れずにしましょう。

口コミを増やす取り組み

MEO対策に超重要なのはお客さんからの口コミと評価が増えることです。口コミを増やすことは簡単ではありませんが、例えばお店のレジ横に「感想いただけると嬉しいです」と書いて口コミページのリンクに飛ぶQRコードを貼ったり、よく来てくれる常連さんに話してみるのも良いかもしれません。

Googleマイビジネスの情報を充実させる

Googleマイビジネスの「プロフィールの編集」から「営業時間」「サービス」「メニュー」など、お店に関する情報はできる限り全て記入しましょう。

商品写真や最新情報をアップして更新頻度を上げる

「一度Googleマイビジネスの設定をして、それから放置」なんてことになってしまうと、それを見るユーザーにとって不親切ですし、Googleからの評価もよくありません。

昨今だとコロナ禍ということもあり、ユーザーは「営業しているのか?」「どういったコロナ対策をしているのか?」など気になることは多々あります。このようなユーザー不安を減らすため、最新情報をアップして更新頻度を上げましょう。

Instagramで運用する

Instagramを活用すべき理由

飲食店(食べ物)とInstagramの相性が良い

Instagramは写真ありきのSNSのため、視覚から伝わる情報が大きい特徴があります。「食事をする時は目で見て楽しむ」と言われるほど、食べ物における見た目の重要性は高いので、Instagramで魅力的な商品の写真が撮れると、多くの人を惹きつける可能性があります

運用費がタダ

Googleマイビジネスと同様にInstagramの利用も基本は無料です。無料のツールではありますが、うまく運用できると莫大な集客力があります。

Instagramでも情報収集する時代

Googleなど検索エンジン以外でも、Instagramで情報収集する人も多くいます。ハッシュタグを付けて「#東京グルメ」と検索すると200万件以上ヒットするくらい、投稿者とそれを見るユーザーがいることが分かります。

まずはGoogleマイビジネスとInstagram運用を強化

GoogleマイビジネスもInstagramもどちらのツールも無料で使えてかつ、とても大きな集客力を秘めています。とはいえ、それらツールを利用開始してから一朝一夕で成果が出ることはほとんどありません。Googleマイビジネスの場合は主に最新情報を更新しつつ、口コミを増やす対策をすべきであり、Instagram運用の場合はユーザーの反応を確認しつつコツコツ継続的に投稿して、商品の認知を広める必要があります。

まずは、ここに時間を割き集客を狙いましょう。

ホームページを作る

自社のホームページを作ると、GoogleマイビジネスやInstagramにリンクを貼ることができるので、サイトを訪れたお客さんに自社のコンセプトやサービス内容をより深く理解してもらうことができたり、SEO対策を施せば更に集客することが可能になります。

とはいえ、ホームページを作るとなると費用がかかり、その分の予算がない飲食店もあるかと思います。その場合、ノーコードツールを使うなどの方法でホームページの費用を抑えられます。

弊社シロクロでは予算が少ない飲食店様のサポートも行っております。Instagramの運用やMEO対策についてのご質問、または「ホームページ作りたいけど、予算がない」等のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。【お問い合わせはこちら

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