Google検索エンジンについての基礎知識

一昔前の検索エンジンについて

以前は、コンテンツの中身やクオリティーとは関係のない方法で、検索サイトの上位にあげる手法が存在しました。例えば、「被リンクを購入する」「記事にキーワードを大量に埋め込む」「隠しテキストを設置する」などです。

このような不正な方法を用いたSEOを「ブラックハットSEO」と呼び、これはGoogleが評価するポイントの穴を突き、そこに対してSEO対策を行うことで、上位表示を狙う手法でした。

パンダアップデート

中身のないコンテンツが上位表示されてしまう問題を受け、いくつかのアップデートがgoogleで行われました。その一つが「パンダアップデート」です。

これは「プログラムによって自動生成された、有益な情報を持たないコンテンツ」や「中身のないアフィリエイトサイト(商品の感想や独自の意見がないなど)」のサイトの評価を下げるアップデートです。

ペンギンアップデート

これは不自然な被リンクが設置されているサイトの評価を下げるアップデートです。ペンギンアップデート以前は、単純に被リンクが多くされているサイトはそれだけ信頼性や価値があると評価されていました。現在においても被リンクが重要です。

しかし、以前のように単純に被リンクを付ければ検索順位が上がるというわけではなく、質の高い被リンクのみが効果がある時代に移り変わっています。

ブラックハットSEOからホワイトハットSEOへ

現在では、ブラックハットSEOは通用しません。不正なテクニックで記事の上位表示が狙える時代は終わり、パンダアップデートやペンギンアップデートによってコンテンツの質(ユーザーにとって有益な情報や中身のある情報)が重要視されるように、それら記事が上位表示されるように調整されました。

これを「ホワイトハットSEO」と呼びます。

SEOの手法はGoogleのアルゴリズムの変化やアップデートの都度、変化していきますし、SEO対策もそれに合わせて変化していきます。現在では「これをやればアクセスが上がる」という単純な取り組みでの上位表示は難しいと感じます。

今のgoogleの検索エンジンの仕組みを踏まえて、対策すべきこと

モバイルファーストインデックス

モバイルファーストインデックスとは、従来まではパソコン上のコンテンツをもとに検索順位を決定していたものから、スマートフォンサイトのコンテンツ内容をメインで評価するようになりました。そのため、スマートフォンをベースで見やすいコンテンツになっているかの確認が重要です。

サジェスト機能で検索キーワード選び

検索キーワードはユーザーニーズが顕在化されたものです。ユーザーのニーズと会社側の狙いを上手くマッチングさせるキーワードを選ぶのが理想です。

キーワードの見つけ方として、サジェスト機能を利用する方法があります。サジェスト機能とは、検索ボックスにテキストを入力した後で、その後に続くと予想される内容をサジェストしてくれる機能のことです。世の中で検索回数が多く入力されているキーワードを提案してくれるので、ユーザーのニーズを知るためには便利な手段になります。

また、これらキーワードを掛け合わせて(複合キーワード)、よりニッチな層をターゲットにする戦略も有効です。

コンテンツSEOについて

これはSEO対策の一つで、良質なコンテンツを継続して発信し、検索からの流入を増やすテクニックです。どのようなカテゴリーの記事においてもコンテンツSEOは重要視されており、マーケティングをする上で重要な考え方です。

多くのコンテンツが蓄積されればされるほど、サイトへの流入やブランディングとしても大きなメリットや効果を発揮します。コンテンツSEOでは、長期的な観点でサイトへの流入や検索上位を狙っていきましょう。

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