Snow Monkey とその他ノーコードツール STUDIO・WebFlowの特徴を比較

この記事では、Snow Monkeyとその他ノーコードツール STUDIO・WebFlowなどを比較して、特徴をまとめました。SnowMonkeyやノーコードツールの使用を考えている方の参考になればと思います。

サーバーインストール型とクラウド型の特徴比較

ノーコードツールと一口に言っても、「自前でサーバーを契約し、用意するサーバーインストール型」「自前でサーバーを用意する必要がないクラウド型」があります。

Snow Monkey はWordPressで使用する有料テーマであり、サーバーインストール型です。

一方、STUDIOやWebFlowはクラウド型のノーコードツールになります。

※ノーコードツールSTUDIOについて、個別で紹介している記事は下記になります。

サーバーインストール型の特徴

  • 自前でサーバーを契約し、諸々設定する必要があるため、ツールを使うまでの敷居が高い
  • WordPressで使用するテーマが多い(Snow Monkey , Elementorなど)
  • カスタマイズの自由度が高い
  • 完全なノーコードではなく、ある程度コードを書くローコードののもが多い

クラウド型の特徴

  • 自前でサーバーを用意する必要がないため、ツールを使うまでの敷居が低い
  • カスタマイズの自由度はノーコードツールによってまちまち
  • 操作のしやすさもノーコードツールによってまちまち
  • ノーコード、又はコードを書くことが少ない

カスタマイズの自由度と操作性

カスタマイズの自由度に関して言えば、Snow Monkeyは数多くのノーコードツールの中で自由度が高く使いやすいと感じます。

例えば、Snow Monkey以外で、STUDIOやWebFlowもカスタマイズの自由度が高いノーコードツールと言われますが、それでもレイアウトの場所が限られていたり、コードを書く必要はないものの、cssの知識が必要だったりします。また、ツールの操作が複雑で慣れるまでに時間がかかる場合もあります。

下記の図はWebFlowの編集画面です。ノーコードツールとはいえ「section」「container」「Grid」などの専門用語や「margin,padding」「max-width」などcssの用語や知識がある程度必要になります。

Snow Monkeyの場合、ベースはWordPressのブロックエディターでブロックを積み上げて、その後、コードでデザインを調整する形になるので、Wordpressの操作に馴染みがある人にとっては使いやすいと思います。下記の図はSnow Monkeyの編集画面です。

また、Snow Monkey と他のWordPressテーマ(SANGOやJINなど)を比べたとき、Snow Monkeyにはショートコードが用意されていません。ショートコードがない分、テーマを変更したときに起こる表示が崩れがなく独自にカスタマイズしやすい設計がされています。

費用についての比較

Snow Monkey年額16,500円
STUDIO(Pro版)月額2,480円
WebFlow (CMS版)月額16ドル
Elementor(Advance版)年額99ドル

どのノーコードツールサービスも年額または月額のサブスクリプションになります。ただし、SnowMoneyの場合サブスクリプションを停止しても、Snow Monkeyテーマ自体はそのまま利用でき、自動アップデートやオンラインコミュニティへの参加もできます。

買い切りでも使えるのがSnow Monkey強みだと思います。その結果他のノーコードツールより費用を抑えられるでしょう。

どっちが使いやすい

個人的な意見になりますが、WordPressを使ったことがある人やある程度cssの知識がある人にはSnowMonkeyが使いやすいと思います。私は、WordPressを使った経験があるので、SnowMonkeyを導入して操作に難しいと感じたことはありませんでした。

WordPressを使ったことがない人やWeb制作を今から始めようと思っている人は「STUDIOやWebflow」などのクラウド型のノーコードツールを試してみても良いかもしれません。サーバー契約やドメイン取得など諸々の設定をしなくてよい点も始めやすいと思います。

まとめ

一般的にデザインやカスタマイズの自由度が高いノーコードツールになればなるほど、ノーコードの部分とコードを書いて調節する部分があり、コードを書かなくていいノーコードツールになると、それだけデザインやカスタマイズの自由度が低くなる傾向があります。

SnowMonkeyの方がクラウド型のノーコードツールよりもランニングコストを抑えられ、カスタマイズ性も高い一方、その分cssの知識やコードを書く必要があります。

クラウド型のノーコードツールはサーバーの設定がないので導入しやすく、ツールに慣れさえすれば便利かと思います。

弊社シロクロでは、Web制作に関わる業務を行っております。SnowMonkeyやノーコードツールに関するご質問やお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
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