この記事ではノーコードツール「STUDIO」を使うメリットとデメリットを説明し、最後に「STUDIO」の導入が向いているケースについて紹介します。
目次
「STUDIO」のメリット
サイト制作から公開までがスピーディ
「STUDIO」は、コーディングせずに、ドロップ&ドラッグ操作でサイト制作ができます。また、制作したデザインは1クリックで実際のWebサイトとして公開することができるため、サーバーの設定も必要ありません。
デザインの自由度が高い
「STUDIO」はテンプレートに縛られることがなく、デザインを一から作ることができます。ボックスレイアウトの変更やアニメーションの実装も可能で、なおかつ直感的な操作のため簡単です。
日本語対応可能
ノーコードツールは海外製のものが多く、お問い合わせに日本語対応していないこともありますが、日本生まれのSTUDIOではその心配はありません。
無料で使える(ただし機能の制限あり)
無料プランと有料プランが用意されているので、まずはどんなものか試しに使ってみることができます。
「STUDIO」のデメリット
「デザインの自由度が高い」とはいえ、できないことがある
例えば、クリックすると隠れている詳細が展開される「アコーディオン」機能が実装できなかったり、ロゴをh1タグで囲めないなどできないこともあります。
やはり、ゼロからコーディングする場合と比べてしまうと、デザインの自由度は高くありません。
コードを触って編集することができない
「ここの部分はCSSでスタイルを当ててデザイン調節したい」など、部分的にコードの修正や追加をしたいときがあるかもしれませんが、「STUDIO」ではコードを触って編集することができません。
しっかりサイト制作と運用を考えている場合、ランニングコストがかかる
無料プランの場合だと「独自ドメインを使えない」「作ったサイトにSTUDIOのロゴが入る」「公開できる記事が5つまで」などの制限があります。そのため、しっかりサイト制作と運用までを考えている場合は有料プランにアップグレードすることが必須です。料金はPro版が月額2,480円です。(2021年12月現在)
STUDIOは、こんな方に向いている
以上をまとめると、STUDIOを使用するのに向いている方は
- コーディングする時間を短縮したい方やコーディングに学習コストをあまりかけたくない方
- コーディングの知識はあまりないが、Webサイトを作りたい、または作る必要がある方
- スタートアップ企業や新規事業の立ち上げなどで、安くスピーディーにWebサイトを作りたい方
だと思いました。