WordPress以外の9つのCMSの特徴を紹介

この記事ではWordPress以外の9つのCMS の特徴について紹介しています。

CMSとは

「CMS」とはコンテンツ管理システム(Contents Management System)のことです。CMSを使用するとプログラミングの知識がなくても簡単にホームページの作成や管理・更新ができます。

CMSは無償で使えるオープンソースCMSと、企業が独自開発した商用CMSに区別できます。現在のシェア率No.1のCMSは無償で使えるオープンソース「WordPress」です。(2021年4月時点)

オープンソースCMS

Drupal(ドルーパル)

サイトURL:http://drupal.jp/

CMSの種類: インストール型

「Drupal」 は、政府機関・大企業・大学など大規模なサイトを中心に利用されている CMSです。パワフルであり、かつ柔軟で拡張性の高いCMSで、多言語にも対応しています。一方、プログラムに関しての専門的な知識が必要となる場面があり、非エンジニアの方には運用が難しいかもしれません。

Joomla!(ジュームラ!)

サイトURL:https://joomla.jp/

CMSの種類: インストール型

「Joomla!」は、日本での知名度は高くありませんが、世界ではWordPressと並ぶ実績と人気があるCMSです。プログラミングの知識がなくても、できるカスタマイズの範囲がWordPressより広く、学習コストが低いと言えます。

concrete5(コンクリート・ファイブ)

サイトURL:https://concrete5-japan.org/

CMSの種類: インストール型

「concrete5」の特徴 は、HTMLやCSSの知識を使わずに、「ブロック」と呼ばれるパーツをドラッグ&ドロップするだけでコンテンツを作成できる点です。直感的な操作や複数人によるサイト運用を得意としています。

商用CMS

Movable Type(ムーバブル・タイプ)  

サイトURL:https://www.sixapart.jp/movabletype/

CMSの種類: インストール型・クラウド型両方

「Movable Type」は、大規模サイトから中小企業の小規模サイトまで幅広いユーザーに支持されているCMSです。日本企業が提供しているCMSのため信頼性が高く、セキュリティ攻撃やアクセス負荷に強いのも特徴です。一方、「静的なページを生成して、それを公開する」という仕様のため、動的にページを生成するWordPressと比べると、CMS 自体の動作が重くなるという懸念もあります。

ShareWith(シェアウィズ)

サイトURL:https://www.share-with.info/jp/index.html

CMSの種類: クラウド型

「ShareWith」は、コーポレートサイトに必要なCMS・サーバー・サポートをワンパッケージで提供しています。CMSの特徴としては、細々としたメンテナンス作業を自動化させるなど無駄を省いた設計になっています。

Blue Monkey (ブルーモンキー)

サイトURL:https://bluemonkey.jp/

CMSの種類: クラウド型

中小企業での利用を前提に開発された国産CMSです。一番の特徴は「使いやすさ」を徹底しており、誰でも簡単にホームページの作成や管理・更新ができるよう設計されています。セキュリティ面では安全な多層防御を実装しています。

a-blog cms(エーブログ・シーエムエス)

サイトURL:https://www.a-blogcms.jp/

CMSの種類: インストール型

a-blog cms は安全に長く運用することを目的にした国産CMSです。扱うテンプレートは、PHPを記述しておらず、そのため専門知識は不要で非エンジニアの人でも扱いやすい特徴です。さらに、マニュアルやサポート体制が充実しているので特にCMSを初めて触る方におすすめかもしれません。

HeartCore(ハートコア)

サイトURL:https://www.heartcore.co.jp/

CMSの種類: インストール型

国内No.1の導入実績を持っており、JALや東急百貨店、西武鉄道など、国内の大手企業に利用されています。170ヶ国の自動翻訳や高速な動的サイトの作成が可能など、多くの機能を備えていることも特徴です。

note(ノート)

サイトURL:https://note.com/

CMSの種類: クラウド型

noteはアカウントを作成したら簡単に記事が書け、手軽に情報発信ができまするのが特徴です。またそのコンテンツを自由に金額を設定して販売できます。一方、ブログとしての最小限の機能しかなく、デザインのカスタマイズはできません。

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